外壁塗装の色決めをする際には、さまざまな色見本を使用します。その中でも特におすすめしたいのが「塗板見本」です。塗板見本はA4サイズの板に実際の塗料が塗られており、屋外での最終確認に最適な色見本です。
今回は、この塗板見本のメリットについて詳しくご紹介します。
カタログやカラーシミュレーションとの違い
カタログやカラーシミュレーションは、色のイメージをつかむためのツールとして便利です。しかし、それらは画面上や紙上での確認に過ぎず、実際の色味とは若干の違いが生じることがあります。お住いの立地条件や光の当たり具合によって、外壁の色の見え方は変わってくるため、画面や紙だけでは実際の仕上がりを完全に把握することは難しいのです。
塗板見本の優れた点
実際の塗料を使用
塗板見本は、実際の塗料をA4サイズの板に塗って作られています。これにより、色見本の中で最も現実に近い色味を確認することができます。特に面積効果を考慮したとき、A4サイズの塗板見本は色の感じ方を正確に把握するために非常に役立ちます。
屋外での確認が可能
塗板見本は屋外で使用することを前提としているため、実際に家の外壁に当てて色を確認することができます。これにより、屋内の照明条件と異なる日光の下での色の見え方を確認できるのです。晴れた日、曇りの日、そして異なる時間帯での確認が可能なので、時間帯や天候による色の見え方の違いを正確に把握できます。
面積効果の軽減
小さな色見本では、色が暗く感じることがありますが、塗板見本のように大きなサイズであれば、面積効果による色の感じ方の違いを軽減することができます。これにより、実際の塗装面での色の見え方をより正確に把握することができます。
【まとめ】
塗板見本は、外壁塗装の色決めにおいて非常に役立つツールです。実際の塗料を使用しているため、最も現実に近い色味を確認することができ、屋外での確認が可能なため、光の影響を正確に把握することができます。また、面積効果による色の感じ方の違いを軽減することができるため、納得のいく色選びができるでしょう。
外壁塗装は住宅の美観や耐久性に大きな影響を与える重要な作業です。塗板見本を活用して、理想の色で、後悔のない外壁塗装を実現しましょう。
